上海旅行記
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1996年の2月、中国では正月にあたる時期に、上海に旅しました。
アメリカに留学していたころに知り合った友人とも再会でき、思い出深い旅行になりました。 

第一日目

成田発10時10分発のJALで出発。 飛行機の座席が2階の席だったので楽でした。

行きは2時間55分で上海に到着。バスでホテルまで移動しました。道路には、自転車、タクシー、人で、いっぱい(^^;)今にもぶつかりそうだなぁ、と思っていたら、ガチャ〜〜ン!!!! なんとタクシーに追突してしまったのでした(^^;)。

幸い、けが人はなく、中国語で、「@*;@」とえらい剣幕で、

まくし立てているのをボーっと聞いていると、警察の人や旅行社の人が来て、とにかく私たちをホテルに運んでからということになったらしく、シェラトンホテルに到着。

 

部屋に入ったのが、4時くらいでした。 早速、友人に電話をしたら、夜8時にホテルに会いに来てくれるというのでロビーで待ち合わせることにしました。 

それから、ちょっと街を歩こうということになり、ぶらぶら地下鉄の乗り場を見たり、デパートに入ったりしました。

ケーキが美味しそうだったので、買おうとしたら、全然英語も日本語も通じなくて焦りました。なんとか身振り手振りで買うことができて、ホテルにもどりました。

 

上海の街

  6時からは、唯一付いていた食事の上海蟹ディナーなので、ホテルの最上階のレストランへ。 

中国の楽器での生演奏があったり、とっても雰囲気がよい所でした。 

期待が大きすぎたせいか、わりとこじんまりした蟹が出てきて(^^;)、あっというまに食べ終わってしまいました。(^^;)

 

 8時に友人とロビーで待ち合わせをしていたのでデザートもそこそこにレストランを出てロビーに降り、約13年ぶりの再会。 (*^^*)

 部屋まで来て貰い、お土産を渡したり、明日の観光の打ち合わせをしました。奥様も一緒にいらしてくださって、話をしているうちに職業が麻酔科のドクターだということがわかり、病気になったら何とかしてくれそうな気がして思い切り安心してしまいました。

 

 

第二日目

 次の日、ご夫妻で9時にホテルまで迎えに来てくださり、上海の観光地をタクシーであちこち案内してくれました。

お昼は、小籠包の有名な南翔饅頭店で取りました。これがとっても美味しかったです。(*^^*) 皮の中にお肉から出たスープがたっぷり入っていて幸せな気分にしばし浸りました。

それから、玉仏寺というお寺に行って翡翠で作られたお釈迦様の像を見ました。とっても穏やかなお顔をなさっていて、心が洗われる思いがしました。

寒かったのです(^^;)

それから、東洋で一番高い(486m)テレビ塔に登り上海の街を見渡しました。高層ビルが幾つも建設中で、そのうちに東京より大都会になりそうな予感がしました。(^^;)

次に、フェリーに乗って、外国人が住んでいた名残の建物がある外灘を少し歩きました。欧米様式の荘厳な建物と近代的な建物が建ち並んでいて、とてもエキゾキックな雰囲気でした。

そこから、デパートに連れていってもらって、絨毯をみたりして、 夕飯はレストランで北京ダックをご馳走になりましたぁ。北京ダックを頼むと、全部残さず使いましたという風に骨を使ったスープや油を使った卵料理、ほぐした身を使った炒め物などが、出てきて沢山のお料理になるんですね(^^;) 

他にも、たくさん頼んでくれて(^^;)もうお腹いっぱいなのに次から次にお料理が出てきて困りました。 友人いわくあなたのお腹に入る量よりたくさん頼まないとご馳走したことにならないそうで、残しても気にしなくて良いんだそうですが、気になっちゃうよね(^^;)

 さらに市場を案内してくれると言うのをお断りしてホテル戻り、明日の朝9時に来てくれるというのを、午後からにしてもらって(^^;)お風呂に入りバタンキュー(^^;) 夫は食べ過ぎてお腹の調子を悪くしましたが正露丸を飲んだら良くなりました (*^^*) 中国人って体力ある〜〜 それとも私たちが軟弱なのか〜〜

 

 

第三日目

 それでも、一晩寝たら蘇り(^^;)、地下鉄に乗って昨日行ったデパートに行ってみました。

CDを買おうと店員さんに英語で聞いてみたら、英語が出来る人を捜しに行ってくれたのですが、恥ずかしがってなかなか私たちのところに来てくれなかったのが、微笑ましい(^^;)

 午後からは、友人と息子さんが迎えに来てくれて、植物園と龍華古寺というお寺を案内してもらい、新しいショッピングセンターに行きました。ここには、日本語がわかる人がいて、両面刺繍の工芸品や絹の段通絨毯やカシミヤ製品などをみました。

それから友人のお宅へ行きました。6階建ての6階に住んでいてエレベーターはなく、階段を行きました。おばあさまと奥様が待っていてくださって、夕飯をご馳走になりました(ご馳走になってばっかり(^^;))

奥様はとってもお料理が上手でみんな美味しかったです。でも、鳩のお料理にはびっくり(^^;) 

最後にピータン入りのお粥が出てきたのですが、これがとってもおいしかったです。中国料理の本をいただいたので、研究してみようと思います。 

最後に家族みんなと一緒に写真をとって失礼しましたが、階段に電灯がないのです(^^;)。友人は慣れているので、平気で降りて行きますが、私たち懐中電灯の明かりを頼りにソロリソロリと降りました。(^^;)

 

 

第四日目

次の日、ホテルまで見送りに来てくれた友人のおおらかなホスピタリティに胸を打たれ、マオタイ酒のお土産もしっかりいただいて、日本への飛行機に乗り込みました。

日本の文化は中国から多くの影響を受けているんだなぁと実感しましたしこれから、もっと簡単に行き来が出来るようになると良いと思いました。友達の家族もとっても暖かくて、84歳になられるおばあさまも、生き生きとしてお元気でした。

 

中国大陸の大きさの一端に触れることができ、私って、小さな事にウジウジしているなって感じました。 目先のことばかりを追わないで、少し力をぬいてゆったり生きていきたいものだと思いました (*^^*)

おわり

 

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