上海旅行記’00

 2000年6月19日から23日まで上海に行ってきました。  19日、成田を全日空11:40発の飛行機で出発、上海に13:40に到着した。 5年ほど前に一度上海を訪れているが、浦東空港に降りたのは初めてだ。空港から市内まで約1時間、道路はさほど混んでいなかったが、車の運転は、相変わらず荒っぽい(^_^;) 

浦東シャングリラホテルにチェック・イン。 部屋に荷物を置き、TOSHIは学会にレジストレーションしに行き、私は近くの公園を散歩した。

外灘が見渡せる公園で風が気持ち良い。 茶房というのがあったので入ってみたかったが、誰もいないので、ちょっと躊躇。入ればよかったなぁ。

ホテルに戻って売店をチェック。プールがあり泳ぐ時間があるとよいなぁと思いつつ部屋に戻る。

時近くになって学会のレジストレーションに行ったTOSHIが戻ってくる。 明日の Accompany personのツアーの時間が変更になっていたり、Night tour がキャンセルになったりと、日程の変更に予定がくるう。

 ちょっと街に出ようと、ベルデスクで地下鉄の乗り場を教えてもらい、地下鉄で南京東路に出てみる。 繁華街といった感じで、まるで新宿にいるようだった。面白い形のバスも走っていて5年前に来た時よりも垢抜けた様子。

 少しぶらついて食事をと思ったが。なかなか良い店がない。ガイドブックに載っていた「上海蟹」で有名な店を探して行ってみるとホテルの中の店だった。 Menuが出ていないので、店の前に立っていた女性に見せてくれと頼むと持ってきてくれたが、なにやら値段が高そう(-_-;) 隣にリーズナブルなブッフェスタイルのレストランがあると薦められ(^_^;)、そちらに移動。 やれやれ 疲れた〜 なんとか晩ご飯を食べて地下鉄でホテルに戻る。

もう10時近くて、お風呂に入って寝た。次の日は、730集合なのだ。

 

杭州への旅

5時ごろ目が醒めて、6時に朝食に行く。時差が1時間、日本より1時間遅いことになるため、早く目が醒めたのだろう。

早い出発のツアーがあったのか、日本人の団体さんがいた。 和、洋、中、エスニック風な料理が並んでいて目移りしてしまう。

食事を済ませて7:30にロビーに行くと、それらしい団体が、、。 日本人の参加者はいないかなぁと思ったが、わからないままバスに乗り込む。 すると”Are you Japanese?”と

話しかけてくる女性が、、、 よかった、日本人がいらした(*^_^*) TOSHIがお世話になっているYさんの奥様だった。 

今日は、杭州へのツアー、片道3時間弱の道のりで、バスに乗っている時間が長くなりそうだ。

杭州までは、平坦な道路を延々と行き、のどかな田園風景が続く。千葉の田んぼの風景と、ほとんど変わらない。

でも、家の形がなんとなく違う。平らな屋根が多く3階建てなどもあり市街地に近い地域はモダンな建物である。 だんだん上海から遠くなると,屋根の形がとんがってきて

屋根瓦には、丸い形をした魔よけが必ず付いていた。 

最初に三大名水の一つ「虎ほう泉」(フーパオーチュエン)に行く。 面白かったのは、ガイドさんがハンディタイプのスピーカーを持っていて、集合の時には音楽を鳴らす。 ツアーの最後のころになると、その音楽が耳について離れません(^_^;)

 名水の源泉らしい

 

お昼になったのでレストランへ。 地元の人も気軽に入れるレストランのようで、1階2階は賑やかでした。 が、なんとも言えない匂いが(>_<) う〜〜ん、ここで食事しても大丈夫かなぁと思うような、すえた匂いで、食欲が減退。 三階に用意してあるとのことで上がっていくと冷房の効いた部屋が、、。 きっと観光客用に特別に作ったんだろうなぁと思われる小奇麗な部屋に通された。 次から次と、お料理が運ばれてきて、少しづつ取ってもお腹一杯になる。

でも、鳥の足が出てきた時にはびっくり(^_^;) 私は食べなかったが、ゼラチン質で美味しいらしい。 

食事が終わって、トイレに行こうと思ったら、ギョ!! 扉がない!!!!

水洗にもなっていなくて、うううううぅ でも、腰の高さまでの壁はあるので見えないから、なんとか用を足す(>_<) ここでしておかないと、いつになることかわからないもんね。 

次は、杭州の修行者が隠れ住むところと言われる「霊隠寺」(リンインスー)に行き、石刻仏を見る。これは1014世紀にかけて彫られたもので300体あまりの石仏で貴重な遺産とされている。

それから、お茶の産地である龍井(ロンジン)に行き、お茶の葉の良し悪しやお茶の入れ方のデモンストレーションを見て試飲させてもらった。

ここで、すでに四時を過ぎていた(^_^;)

ここから西湖に向い遊覧船に乗り湖の中にある島に渡る。三潭印月という島で、島の中にも湖がありそれが橋で結ばれているという珍しい島だった。

もう、5時を過ぎていて、これからホテルに帰るにしても8時くらいになってしまう。

PM730からはナイトツアーの予約を入れてあるのに、それはどうなるのだろう???

ツアー参加者の一人で韓国の人がガイドさんに遅れることをホテルに連絡してほしいと話しており、私もナイトツアーのことを聞いたが、ガイドさんの頭になかったみたいだ(^_^;)

予定の帰着時間より2時間遅れでホテルに到着。 TOSHIも心配してロビーで待っていてくれていたが、疲れたのでナイトツアーはキャンセルすることにしてもらう(-_-)

バスに乗りっぱなしで、疲れていたので近くのレストランで食事をすることにして、Yさん御夫妻をお誘いする。 一番近いところに、とりあえず入って、料理の注文。 が、日本語、英語が通じない(^_^;) 英語がわかる人が出てきて、いろいろ聞きながら注文をした。 サラダ、マアボウ豆腐、鶏肉の料理、焼飯、を頼み、豚肉の料理も欲しいね、とどんな料理かわからないけど頼んだら、それは「豚さんの足」だった〜(^_^;) 良かった、一つにしておいて。。。

4つに切ってもらったが、TOSHIは見た目が悪い料理は食べない主義なので(^_^;)、私が二つ 食べたが、ゼラチン質で思ったより美味〜〜

満足して、ホテルに帰るとキーが使えなくなっていて、フロントに交換してもらいに行くと、ラウンジでなにやら生演奏をしている。 それに惹かれて 

行くと、なんと、そこにW教授がいらした(^_^;) 私達が食事をしたレストランで私達を見かけたと話始めて、研究の話題で盛り上がる二人。。。。。

疲れていたので、30分くらいで失礼させていただいて、部屋に戻る。

あぁぁぁぁ なんだか 疲れた〜〜〜 バタッ。

トングリへのツアー

翌日は、トングリという蘇州の近くの水路があるので有名な街に行くツアーで、バスで2時間くらいで目的地に着いた。まずは 昼食ということでレストランの2階に案内される。

きのうよりは小奇麗で気持ちのよいレストランで良かった。

 いろいろなお料理が運ばれてきて、ブタの骨付きももの料理、淡水魚のお料理、それと日本の茶碗蒸に似ている料理や、うなぎを使った料理もありました。

アメリカ在住の中国人の人が説明してくれたり、取り分けてくれたのでラッキー!

食事の後、外に出ると雨が、、、、。 レインコートしか持って行かなかったので困ったが、なんとかそれでしのいだ(^_^;) 

トングリの街を少し歩いて有名らしい庭園の散策をするらしい。 歩きはじめると

パンを売っている店があり、一緒の席になったアメリカ、ペンシルベニア州のベツレヘムに住んでいるスターリングさんが買うというので私も一つ買った。 

お庭の中を見て廻ったのだが、何しろ凄い雨で、あまり印象がない(^_^;)

こちらの雨は、スコールのように激しく降るので雨宿りしながら、レインコートを着ていると

暑いし、着たり脱いだり 蒸し暑さもあって、かなり疲れました(-_-)

夜、Yさんお薦めのレストランで食事、ポテトサラダ、刺身、蟹入り豆腐など。

さっぱりしていて美味しく、元気を盛りかえして雑技団を観に行く。年齢的に若い男の子や女の子が演じていて素晴らしかった。

ピエロ的な要素も盛り込んであきさせない演出。皿回し、球乗りもアレンジが良い。

オリンピックなどの体操で中国が強いのが頷ける体の動きのシャープなこと。

上海に行かれたら、必見です! 

帰りは雨がかなり強くなっていたのでタクシーで帰った。そのタクシーの運転手さんが女性だったのでびっくり。 中国は共働きの社会なので、職業も男女の差ってないのかな?

ホテルに戻って、お風呂に浸かり寝ようと思ったら、なんだか お腹の具合が悪くなりトイレに、、、、。 う〜〜ん、困ったなぁ〜〜

次の日は、Yさんの奥様と南京東路に地下鉄で行く。上海第一デパートや友誼商店で買い物。まけて〜と言うとまけてくれる(*^_^*) 筆や印肉も買えて満足。

お昼をデパートの上で食べる。ラーメンと餃子、指で数をしめされたが わからない(^_^;)

Yさんはまだ買い物をされるというので、そこで別れ、私は外灘に向ってぶらぶら。

帰りはフェリーに乗ってと思ったら、なんと川が330までクローズとのこと。

仕方なくタクシーに乗って帰ろうと思ったら、乗車拒否に! 行く先を言って乗ったのに、途中で行けないと断られ、おろされすので、しまいにどこにいるのか分からなくなる(-_-)

流しのは駄目なのかなぁと思い、ホテルのタクシーだったら大丈夫かと思い「飯店」という文字をさがし、そこで待っているタクシーに聞いてみると言ってくれそう〜〜 よかった〜〜

なんとかホテルに辿りつき、TOSHIの発表を聞く。 無事に終わり、部屋に戻って、ちょっと休憩。 少し時間があるので、最初の日に行った公園に行こうとしたら、入り口に何やら制服を着た人が、、、。 どうも入るのにお金がいるらしい。 でも前に来たときはいらなかったのに、、。 言葉が通じず、なんだか喧嘩ごしの話し方に圧倒されて、スゴスゴ部屋に戻った、ヤレヤレ。

 

夜は、学会のBanquetがあり、それに出席。 同じテーブルに、カナダ人、ドイツ人も一緒になり和やかに会食。 自分で会社をやっていると言うドイツ人がいてお話しが面白くて皆を笑わせてくれて楽しかった。

不思議に思ったのは、テーブルに飲み物をサーブしてくれたのだが、ボーイさんは何も聞かずに、男性にはビール、女性にはジュースを置いていく。中国の女性はアルコールは飲まないのかなぁと思い、北京から東工大に留学している女性に聞いてみたら、少しは飲むと言っていたので、公式の場では、これが礼儀なのかなぁと思った。

が、しかし その日の夜、TOSHIの具合が、、、。 急に「気持ちが悪い」と言って起きるやいなやトイレで 吐き出して、、。 お腹も痛いし、食あたりの症状。 背中をさすったり、足を揉んだり、いろいろしたが良くならない。 朝になっても気分が良くならず、TOMOは一人で朝食を食べに行き、売店でヨーグルトとジュースを買い部屋に戻る。 TOSHIは、少し気分が良くなったようで、ヨーグルトを食べるが、またベッドに戻って横になる。 うううううう飛行機に乗れるだろうかぁぁ。

ピックアップの時簡になり、やっとのことで仕度をしてロビーへ。 ワゴン車で空港まで送ってもらう。 チェックインを済ませ待合ロビーへ。 TOSHIは椅子に座りこんだまま。(^_^;)私は免税店を一巡りして元を使いきる。 水も買いこみTOSHIの元へ。

やっと搭乗の時簡になり機内へ。 TOSHIは、ヤレヤレといった感じで、すぐに寝てしまう。 私は、座席のモニターで音楽を聞いたり機内食を食べる。

3時間弱で成田へ。 荷物を受け取り、具合が悪いのにTOSHIは車を運転して家路についたのでした(^_^;)

やはり、水が合わないのかなぁ。 帰国してから、お腹を壊してと言う人が、何人かいました〜 また中国に行くことがあったら、生物、生水に気をつけましょう。(^.^)

 

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