オーストリアの旅 2015年
 Part 3


楽友協会内部


午後から楽友教会でのコンサート。

ウィーン楽友協会は(ヴィーナー・ムジークフェライン)1812年に設立された オーストリア ウィーンにあるクラシック音楽関係者によ
る団体、およびその本部の建物。団体の正式名称はDie Gesellschaft der Musikfreunde in Wien。
日本では「楽友協会」と呼ばれることが多いそうです。
大ホールは、通称「黄金のホール」と呼ばれ、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の本拠地として知られる演奏会場です。

楽友協会には着飾った方々がいて、ちょっと場違いだったかしら?



     
さすが音楽の都、素晴らしい演奏で 特にオーケストラの後ろの席というのも、
なかなか経験できないので楽しかったです。

 ピアノのマルタ・アルゲリッチさんの演奏が素晴らしく、今までに聞いたこともない
ピアノの調べに、ただただ うっとり。
やはり音楽は生の演奏を聞くのが一番ですね。

夢見心地でホテルに戻り、明日は移動なのでパッキング。現実に引き戻されました。
泊まったホテルはシェーンブルン宮殿の裏門の近くで、庭園だけなら無料で入れたので
毎朝散歩が出来て楽しかったです。
朝食も美味しくて、またウィーンに来ることがあったら泊まりたい。

10月21日
ホテルで朝食を摂った後、チェックアウトして電車でウィーンの中央駅へ行き
グラーツへ。
 ホテルの朝食会場 

RAILJETに初乗車。
RAILJET

快速電車なので2時間でグラーツに到着。

  ウィーンからグラーツ間 

首都ウィーンからオーストリア有数の都市グラーツに向かうルートには、途中アルプス
越えの難所が有り、昔は馬車でしか往来できませんでした。そこで造られたのが、
グログニッツからゼメリングを経由し、ミュルツツーシュラークに至る全長41.8kmの
世界遺産「ゼメリング鉄道」。
途中石造りの橋もあり見えるかと期待したが列車の中からは見えませんでした。

グラーツ駅からタクシーでホテルへ。
こじんまりとしたホテルで中庭というか駐車場が見える部屋でちょっと狭い。
シンプルでモダンな雰囲気でしたが、もうちょっと広いと良かったです。
少し休んでから街を散策。
 からくり時計

オーストリア第2の都市グラーツは、中世の建物が数多く残る建築都市として知られて
います。1999年に旧市街が世界遺産に登録され、2010年には郊外のエッゲンベルク城
が拡大登録されました。エッゲンベルク城はルネサンス後期の城館で、4つの塔で四季
12の門で12カ月、365個の窓で1年を表すなど、遊び心に富んだ建築だそうです。

グラーツとはスラブ語のグラデツ(小さい城)に由来し、15世紀にハプスブルク家の
居城が置かれ発展しました。グラーツはオスマン帝国に対する重要防衛拠点でもあった
ため、当時最も城塞建築技術が進んでいたイタリアから建築家を招き、城塞都市を建設
したことから、多くのイタリア・ルネサンス建築が今に残されました。

   時計塔 

旧市街の北にあるシュロスベルクの丘には高さ約28mの時計塔は市民の熱意によって
残され、街のシンボルになりました
1712年から時を刻み続ける時計の針は、遠くからでも時間がわかるように、長針が時を
短針が分を指しています。眼下にはムーア川が流れ、赤瓦屋根の旧市街が広がります。

      

東岸には回廊にアーチをあしらったルネサンス様式の傑作といわれるイタリア風の
州庁舎やゴシック様式の王宮などが建ち、西岸では2003年に建設された美術館
クンストハウスの巨大なナマコのような現代建築が中世以来の建築物にとけ込み、
丘からの眺望は「建築の宝石箱」と称えられるにふさわしい美しさです。
 ナマコのような形の美術館

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