カナダ旅行記

第七日目

翌日、ジャスパーに別れを告げ、レイク・ルイーズへ。 その前に ハイキング・ツアーに参加しようと、集合場所である

VALLY OF FIVE LAKES というとこに行ったら、なんと、熊が 出没しはじめているので ハイキングはキャンセルになってしまっていた。

レインジャーさんがクマの毛皮を運んで来て クマに会ったときの注意などを説明してくれていた。 説明のあと、自分たちの責任でハイクするのは構わないということで何組か歩き始めたので、

せっかくだからと思い、後についていった。

なんとなく 最初 みんなこわごわとした感じでしたが、だんだん 足取り軽くーー 音をたてたり、唄を歌ったりしながら、1時間半くらいで5つの湖をめぐり、いつのまにか帰りは私たちだけになってしまっていた。

ああぁ よかったぁ クマ さんに会わなかった、なんか残念なような ホットしたような、、、、、

もう少しで スタートしたところだねぇ、と話ながら主人を先頭に歩いていました。  

 フウフウ ゼイゼイ フウフウ ゼイゼイ

と、 とつぜん ガサガサ という音が!!!! 

 

突然、しげみのほうで音がしたので 前を歩いていた主人に なんか音がするよ、とこわごわ声を掛けると、主人も立ち止まり、耳をすました。

すると な、なんと 主人の前方2Mくらい先の木の根元に黒いものが 動いてるーーー!!!

 ブラック・ベアだ!

バキバキっと音をたてて、こちらに向かってきそうだったので、少しずつゆっくり後ずさりしながら、元来た道をもどりました。 少しいくと 3人のグループがいたので、熊がでたと言ったところ、 信じなかったのか、驚いたふうもなく先に行くようだったので後について また もどりました。

 クマに出会ったとこで前の4人が立ち止まり、驚いた様子! まだ いたいた。 でも道から10Mくらいのとこに 移動していて、余裕もでたせいか、写真などとって観察できました。

木ノ実がいっぱいなっていて、冬眠に備えて一生懸命食べている感じでした。

でも 一瞬 「日本人観光客 クマに襲われる」なんていう 新聞の見出しが頭に浮かび 恐かったですーー。 

グリズリーでなくてよかったぁ。 今だから 笑って話せるけど、その時はパニック状態!

クマと顔を見合わせた主人談: 背筋がゾオっとしたーーー

主人の陰にかくれていた私 : 主人を楯にしといてよかったぁ

それから、ペイト湖、ボウ湖によりボウ・レイクでは、日本から持参したお湯を入れるとご飯になるインスタント・ご飯で作ったおにぎりを食べました。

4時ころ、レイク・ルイーズに到着。 さて いよいよ 期待のシャトー・レイク・ルイーズのお部屋はいかに?

リクエスト通り、レイク・サイドで 広くて可愛い部屋でした。ベッド・スプレッドもカーテンも女性好みピンクが基調で

満足 満足!(^Q^)/

夕方、食事の予約をした時間まで余裕があったので、遊歩道で見晴らし台のとこまで歩きました。

 行けども行けども、 坂また坂。 バテバテでたどり着いたのが、シャトーレイク・ルイーズを見おろせるところでした。

そういえば このアングルの絵はがきがあるわー と TAKE A PICTURE。 帰りは湖に沿って帰りたいと思い、下りて行ったらグチャグチャの下り道で誰も通らないし、不安(^^;) 。

 でもなんとか湖に沿った道たどり着き、カヌーなど眺めながらかえりました。

夕食は ビクトリア・ダイニングで。 日本人の団体客がほぼ半数を占めていました。人気あるんだなぁ と実感。(^^;) 食事はおいしかったし、ピアノの生演奏でダンスを踊ってるカップルもいました。 

第八日目

次の日は午前中レイク・ルイーズから歩いて1時間くらいのとこにあるアグネス湖に行きました。そこの湖畔にあるTEA HOUSE を目当てに登っていったところ、10時がOPENで30分も早く着いてしまいました。

 しかたなく、散歩したり チップ・モンクの写真を撮ったりして、時間をつぶしました。 TEA HOUSEでは、バナナ・ブレッドとイングリッシュ・ティを頼みました。 おすすめというだけあって、バナナ・ブレッドはおいしかったよー。(^Q^) 

ひと休みして、レイク・ルイーズに戻り、今度はボートに乗ろうと 話がまとまり、勇んでボート乗り場へ、、、、、 ごついライフジャケットを渡され それでなくても 太めなのに よけい太ってみえるよーーー(;_;)

主人に笑われ ムットしたが、40分くらい コバルト・ブルーの湖面を漂い、ホテルへ。

 チェックアウトを済ませ、 予約しておいた アフタヌーン・ティを食べにロビーに行きました。 パンケーキから始まり、フルーツカクテル、サンドイッチ おまけにケーキまでついたのでした。これで 12カナダドルは安いーー。

お茶で優雅な気分にひたったあと、カルガリーへ。

途中 シーニックロードを通り、今夜泊まる予定のクオリティ・インへ。 道に迷いながら やっとの思いで、たどり着いてみると、 予約がはいっていなかった。 

 ガーーーーンいろいろ調べると、2つあったクオリティ・インのうち一つは持ち主がかわって、今はラマダ・インっていうホテルで 場所もちょっと離れたとこにあるのだって。そっちのほうに予約がはいってしまったらしい!             

 もうなんだか疲れてしまい、また捜すのが面倒だったので、ラマダ・インはキャンセルして、たどり着いたクオリティ・インに一つ空き部屋があったのでここに泊まった。 

 カルガリーのダウンタウンへC-TRAINを使って買物に行きました。デニッシュがあったので あしたの朝食用に買おうと思い いろいろ眺めていると、黒人のオバサンが買うのか買わないのか早くしろ、と にらむので焦った。 

旅行最後の夜は、しんみり ジャスパーで買ったウィスキーやらビールで酒盛りをしました。

第九日目

 無事 レンタカーを返し、(4万くらいだったので まあまあかな?)空港の免税店で買物をしようとしたら、私たちはバンクーバーに寄るので、カルガリーでは免税品は買えないの言われてしまった。 気に入った バックと缶詰のぬいぐるみがあったのにー (;_;)  しかたなく バンクーバーに期待して 機上の人へ。

バンクーバーに着き、また荷物のチェックインして、気が付いたら カナダのイミグレーションを通過してしまっていた!!! ああぁーー なんと 免税店に寄れなかったんですーー!! (^^;) (;_;)   

 

 まあ いろいろドジをした今回の旅行ではありましたが、無事に帰れてよかったぁ。

最後にカナダを旅して思ったことは、大自然の雄大さ、神秘さを満喫したことは いうまでもありませんが、これだけ 有名な観光地なのに、自然がそのまま存在しているということでした。コバルト・ブルーの湖が目に焼き付いて、しばらく 離れそうにありません。

TOSHI&TOMO's TRAVELS