モントリオール旅日記

 

TOSHIが、5月20日から26日までカナダのモントリオールで開催された

PPS−17(国際高分子加工学会)で基調講演を頼まれたので、その鞄持ちとして同行しました。

20年前に一度訪れたことがある街ですが、駆け足で通ったので

今回はゆっくり見てまわりたいと思います。

今日中には着かない???

5月20日(日)

朝11時少し前、家を出発。成田空港までは道路がすいていて、約50分で到着。 空港近くの駐車場に車を預け第一ターミナルへ。TOSHIは腰痛が心配で愛用のミスドで貰った筒型のクッションを密かにリュックの中に詰めていた(^_^;)

カウンターで航空券を引き替えようとすると、予約していたノースウェストの便が一時間遅れ、ミネアポリス経由で乗り換えが難しいので別のルートを探していると言われる。 ええぇぇ!! 乗りかえられないとどうなるの?? 今日は行けないってことなの??? と不安になる私たち。 

1時ころまた来てくださいと言われて、とにかくお昼ご飯を食べることにした。食事してても、落ちつかず、早々に済ませカウンターに行ってみる。

別便か違う経由地からの便を探しているが、まだ連絡がないとのこと。 今日どうしてもモントリオールに行かなければならないと担当の女性に交渉すると、「それは困りますよね。どうにか配慮します」との返事。 本当かな(-_-)。結局、もうしばらく待ってくださいと言われロビーで悶々と待つことに......... いったい今日は飛行機に乗れるのか、、、、

 

ようやく乗れたけど....

結局、1時半ころに乗る便が決定。 ノースウェスト航空は35分違いで、成田→ミネアポリス便があり、それに搭乗できることになった。乗り換えの時間も1時間あるので、とにかくTRYして見て下さい。駄目だったら、ミネアポリスで次の便には乗れますからってことで、よかったぁ。(*^_^*)

しかし、満席に近い状態なので、真ん中の席で、別々のシートになりますとのコメント(>_<)。でも、搭乗口のそばでもう一度聞いてくださいとのこと。

 半信半疑で、搭乗口のそばで交渉すると、「通路側が良いですか、それとも窓側?」と聞くので、ひょっとしたらOK??。 結局通路側の隣同士の席を確保できる。ラッキー(^○^)

やれやれ、これでなんとか乗り継ぎも余裕で出来そうだし、気分も爽やかに、、、、。

搭乗のアナウンスに機内に入る。

が、荷物も棚にのせて離陸を待つが、なかなか飛ばない(^_^;) 30分以上遅れて離陸。やれやれ。 

ミネアポリスでのトランジットが気になりスチュワーデスさんに聞くと、何とか大丈夫でしょうとのこと。 ただ心配なのは、イミグレーションのあと、荷物を一旦取ってから通関しなくてはいけないので1時間くらいは乗り換えに欲しいところなのだ〜。

が、ようやくミネアポリスに到着したのが乗り継ぎ便の出発まで35分しかない!!

 

コンコースをひた走り、、、

イミグレーションを通り、Baggage Claim でスーツケースが出てくるのを待つ。ここであと25分しかない(^_^;)

しかも、2ヶ所のターンテーブルから荷物が出てくる(^_^;)  Toshiと手分けして荷物が出てくるのを待ちうける。 ようやく、スーツケースを受け取り税関を抜け、出たところで、再び荷物をあずけ乗り継ぎのゲートに急ぐ。

ここであと出発まで15分!! だいたい10分前には扉を閉めてしまうと言うので焦って、コンコースを走る、走る、、 

TOMOは相当にばてる。 ゼイゼイ、ハァハァ 日頃の運動不足がここでバレる。 Toshiにリュックを持ってもらっても、ゼイゼイ.ゼイゼイ..... 

日記にも書いたけど、いざと言う時の人の運命って、こういうので決まるんだろうなぁ。 日頃鍛錬してる人って、こんなの平チャラでスイスイ乗れちゃうんだろうなぁ、なんてことを、ボウッと考えていると、高齢者や障害者用のカートが止まってくれた。 何番ゲートまでだと言うので「24番」というと乗れってジェスチャーが、、、(^○^) ラッキー〜〜〜〜☆ 

なんとか間に合って、7分前にチェックイン!! わぁ やったぁ。

ヤレヤレと機内に入りシートに座ろうとしたら、塞がっている(^_^;) もう乗って来ないと思って他の席の人が移動してきていたのでした(~_~メ) 速やかにどいていただき、ホッと一息をついたのでした(*^_^*)

が、もしかして、荷物はまにあうのだろうかと、心配が頭をよぎる。私たちだって、あんなに急いだんだもの、荷物ちゃんも走ってくれたんだろうか.....

2時間ちょっとの空の旅で、モントリオールに到着、さて荷物を取ろうとしたら、出てこない(^_^;) やっぱり!!!!!!!!!

 

着たきりスズメだ〜

近くの係員さんに「荷物が出てこない(T_T)」と聞くとノースウェストのオフィスに行きなさいと言われ、スーツケースのことを話す。 「きっとミネアポリスで積み残された可能性があるので、次の便に積まれるだろう。 夜10時くらいに到着するので、それから探して深夜になるかもしれないが、ホテルに届ける。」という力強いお言葉。(*^_^*) 

とりあえずタクシーで宿泊するシェラトンホテルに行きチェックインをした。 その時にスーツケースのことをフロントに話すと歯ブラシ、髭剃り、シェービングローション、コットン、綿棒、バスジェルなどが入ったオーバーナイトキットを届けてくれた。 (1人分づつプラスチックの袋に入れてあったのだが、片方のには生理用品が入っていた。けっこう細やかだな。)

TOSHIは学会のレジストレイションに行き、そのあとWELCOME PARTYに出席。 留学していた時にお世話になった  White教授 と奥様がいらしたので挨拶する。 少し前に再婚されたばかりで奥様とお目にかかるのは初めてだった。 ドイツのフランクルフトに住んでらっしゃるエチオピア人の方で英語があまりわからないようだった。 

それから、Film  Processingの本の共同EditorのCampbell教授にも挨拶。 日本からいらしていた東大のY教授、東工大のIさん、日本製鋼所のSさんとお話をする。

ころあいを見て抜け出し町を散策。夕飯を軽く食べようかと、イタリアンのレストランに入る。ビールとスープ、ピザを頼む。スープはセロリのスープで胡椒をかけてくれる。ピサはハワイアンのあっさりめにし二人で一枚にしておくが、なかなか美味しかった。

食事を終わって、外に出ると、まだまだ人どおりは多く、ガイドブックにも出ていたクレセント通りをぶらつくとオープンテラスのカフェがたくさんあった。

途中、GIFT SHOPにより、ミネラルウォーターを買いホテルに戻る。

スーツケースが届くか期待してまっていたが届かない(T_T)。夜11時ころ、フロントに電話してみるが届いてないとのこと。これは最悪の事態を考えなくては、、、。

明日、デパートに下着や洋服を買いに行くことにして、お風呂に入って寝ることにする。

が、下着の替えはなくパジャマもない。°°(>_<)°°。 TOMOはバスタオルをお腹に巻いてベッドに入った。 よく眠れるかなぁ(^_^;)

 

(*^_^*)戻ったが、、、、

5月21日

 

2時間おきに目が醒めて熟睡できない〜。°°(>_<)°°。

朝、ホテルのレストランにBreakfastを食べにいく。ブッフェスタイルになっていて、卵料理はその場で作ってくれ、TOSHIは、ソーセージやベーコン、ハムなど、たくさんとっていたが、私は軽めにハムとフルーツ、パンケーキ、デニッシュにしておく。このデニッシュパンが美味しかった。

二人で40ドル近くしたので(^_^;)明日からは、何かパンでも買って部屋で食べることにした。

部屋に戻ってノースウェストのオフィスに電話をしてみるが、荷物が見つからない!!とのこと(>_<) ガ〜〜〜〜ン。

このまま出てこなかったらどうしようと暗い気持ちになる、が、落ち込んでいても状況は変わらないので、気持を切り替えて、買い物に出かけることにする。

ます Tourist Informationに行き、ツアーのパンフやケベックまでのツアーなどを係りの人に尋ねる。 つたない英語にも親切に答えてくれるのでうれしくなる。

インフォを出て、大きな通りを歩いていくとブティックがあったので入ってみる。 白髪のマダ〜ムが応対してくれる。 フォーマルなドレスが欲しいと言うと二枚ほど選んでくれて試着してみろっていうのだが、どうもぴんとこない(^_^;)

またくるからと言って店を出て、ブラブラ歩いていると”GAP”があったので、ここで下着やシャツを買おうと思い入る。

下着を一揃い、まぁまぁリーズナブルな値段で買い、次は私のフォーマルな服をみることに、、。

デパートのほうが無難かと思い、SIMONSというデパートに行く。

あれこれ迷ったが、日本でも着られるようなブラウススーツを試着してみる。 こちらでは試着する枚数の番号のついたカードを受け取り試着室に行き終わったらカードの枚数と照らし合わせているみたいだ。

スカートがちょっと長いけど、ウェストで手繰ればなんとかなりそうだったので、これを購入。100CDだった。慣れない土地での買い物って疲れる〜。

もうお昼をすぎていて、お腹が空いている、、、。 マクドナルドのマークが目に入ったので、とにかく飛び込み、ビッグマックとコーラをオーダー。

ほっとして席にへたり込む。

食べ終わってホテルに戻っても、まだ荷物は届いていない(>_<)

ほどなく学会からTOSHIが戻ってきて、ノースウェストのオフィスに再度電話したら、荷物が見つかって、いまホテルに届けているとのこと、よかった〜〜〜〜〜。 ほっとして疲れがどっと出る。

TOSHIはまた学会に行き、TOMOはスーツケースが届くのをまつ。 

2時近くに、ベルボーイさんが荷物を届けてくれたd(*⌒▽⌒*)b 

が、ぼろぼろになっているぅ、傷も増えたし、苦労したのね(T_T)荷物ちゃん。ナデナデ。

でも無事に手元に届いてうれしい。 こんなことは初めてで、荷物はPick upできて当然と思っていたが、こういうことがあると荷物も分けてもったほうが良いなと思った。

ほっとしたので、明日の朝ご飯用のパンを仕入れに町に出る。

スーパーのような所を探したがわからず、本屋さんに入っているスターバックスに入り、カフェラテで一服。 マフィンやクロワッサンだけテイクアウトしたかったのだが、カフェラテもテイクアウト用の紙コップになっていた(^_^;)

まぁいいか。

そこで半分飲んで5時過ぎホテルに戻ると、TOSHIが部屋に戻っていてノートパソコンでのメール送信を試していた。 Nifty の海外での接続マニュアルをプリントして持ってきたのだが上手くいかない(T_T)

 

眠い目をこすりこすり

メールの設定が上手く行かなかったけど、セントローレンス川のクルーズとディナーのツアーにもうしこんであったので、着替えて6時にロビーに降りていった。

学会に出席している人ばかりのツアーで30人くらいが集まっており、シャトルバスにのって埠頭に行く。

全面がガラス張りのボートに乗りこみ、クルーズの開始。 川をゆっくり下って行き、だんだん日が落ちていく........

船から撮った夕日

アコーディオンの生演奏をバックにシャンソンが、、、、。 雰囲気はなかなか良かったのですがお料理は味付けが濃すぎて、いまいちでした。(T_T)

そのうち時差もあって、とっても眠くなってきて、、、 隣のToshiも眠そうな目に、、、

でも、せっかくのクルーズなのでぇ、目をこすりこすりがんばる(^_^;)

3時間半のクルーズで、ホテルに戻ったのは11時近く。 お風呂に、ちゃっぽんと浸かりベッドに倒れこんだぁ。 おやすみ〜〜

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