アラスカ・デナリ国立公園の旅6

アラスカ・デナリ国立公園の旅
Ⅵ

グリズリーが、、！！

朝、５時起き。 5時半に　ロッジのスタッフによる　Morning　Knock　がある(^O^)
6時までに荷物は部屋の前に置いておかないといけないんです、ねむ～～。
パッキングをして荷物を外に置き、朝食に行く。まだ準備の途中で、コーヒーだけ啜る。
前泊のキャビンリバーキャビンから一緒だった方から、またリバーキャビンに泊まるなら隣のロッジであるマッキンレイビレッジのレストランの方が良いという情報をもらう。
リバー･キャビンのレストランは、良く言えばカジュアルで、、、。　マッキンレイビレッジのほうは、ファンシ～らしい。
　食事の準備が整い、エッグ、ベーコン、フルーツ、パンケーキなどを食べる。　眠いのであまり食欲なし(-.-)
　飲み物の清算を済ませて（一番最後だったらしい(^_^;)）フロントの人に楽しかったとお礼を言う。　どういう旅程で帰るの？と聞かれ、最後はフェアバンクスから帰ります、というと、リバークルーズがあるよ、と教えてくれた♪

　さて支払いも済んで出発。　コーヒーを紙カップに貰ってバスに乗りこむ。
スタッフの方々が、ロッジの前に出てきてお見送りをしてくれた。（日本の旅館みたい(^O^)）
みんな親切でやさしかったです。ここに泊まってほんとに良かった。(^.^)

　バスが走り出すと、まもなく道路のわきを歩く雷鳥の親子連れを見る。　保護色になっているので見つけ難いが、可愛い～。

またまたバスが徐行、ムース同士の頭を押し合っている！！　すごい！！！迫力～～～～！！！！！
お互いに競いながら前後しながら、お互いの強さを競っているのだろうか。

　　　　　　　　　　　　　　

ここからは、あちこちにムースの姿を見ることができる。池のそばや草むらの中にも見つけた。

　　　　ツンドラの中にムースが、、、

草原を過ぎると、狭い道をくねくね走り、アイルソン・ビジターセンターにつく。来た時よりも、天気が悪く、視界がきかない。またも、マッキンリー山は見えなかった。ビジターセンターは９時からのｏｐｅｎのため、開いていなかったが、カンティシュナロードハウスからのお菓子、コーヒー、リンゴとオレンジなどのサービスがあった。しかし、寒い！　二日前より確実に寒くなっているし、紅葉も進んでいる。

センターから少し行くと、大きなグリズリーベアーに出くわす。なにやらひたすら食べている。すごい迫力だ。
お尻が大きい～～～～(^_^;)こんなのに襲われたら、ひとたまりもないだろう。紅葉がきれいな季節ではあるが、動物にとっては冬眠の前の腹ごしらえの時期なのだろう。バリバリ、バリバリ　音は聞えてこないが、むさぼるように食べている。
　　　　　　　　　　　
　急にバスが止まる。　今度はなんだろうと思っているとグリズリーらしい。　どこどこ～～っと遠くを見るがいない。あれ～、と思っていると、なんと道路にいるらしい。写真家が安全のため、バスに乗ってきた。
窓からのぞくと、前に止まっているバスの脇を歩いている！　

毛は雨にかなり濡れてクシャクシャ！　　身を乗り出して見ていると、運転手やガイドさんに危険だから出ないようにと注意された(^_^;)
かなり大きい熊だ。シャッターを切る。親熊は撮るタイミングを逸してしまったが子熊がどうにか撮ることに成功。
熊はこちらを見向きもせず、親子で歩き続け、すぐに過ぎてしまった。

　　　　　
　　　　　　　トシ：バッチリ♪　　　　　　　　　　　　　　TOMO：撮り逃がした(>_<)

バスだから良かったが、これがなにも隠れる場所がなかったら怖い。数年前に、カナディアンロッキーのＪａｓｐｅｒの近くのＴｒａｉｌで、２ｍくらい前の木陰から現れた熊を見て、血の気が引いたことを思い出してしまった。今日はなんと動物の多いことか。このデナリ国立公園内になんと多い動物がいることか。自然がそのままの形で残っているというということでしょう。

　バスはかなり下って来た。針葉樹の森が続いている。針葉樹林の深い緑と紅葉の赤が美しいハーモニーを織り成している。

　　　　　　　　　　

かなりの時間、動物を見るために止まったていたせいか、時間が無くなって来たようで、１２時のデナリ駅発のアンカレッジ行きの列車間に合わせないといけないので車の速度が急にあがる。
来る時に最初に休憩したポイントも通過。道幅も広くなって来た。公園の入園制限している検問所に来た。
テクラニカリバーに橋がかかり、山の裾野は赤く染まっている。ここからは舗装道路になり、２車線道路で良い道になる。Ｔｒａｉｌコースもあるようなので、明日はレンタカーでここまで来て、ハイキングするのも良さそうだ。
ここから、駅まで２０ー３０分くらいだと運転手のアナウンスがある。

駅に着くとすでに大勢の人が待っている。こんなにも賑わいがあるのにはびっくりした。
というのはカンティシュナに行く前に、駅に寄った時には閑散としていたのだ。一緒に帰って来た方たちとお別れをして、列車の来るのを待つことにした。２０分もしない内にアラスカ鉄道の列車が入って来た。

展望車が連結されている。乗客が乗り込むのに、１０分くらいはかかっただろうか。ツアー用の客車があるようで、旗をもったコンダクターを先頭にして乗り込む姿が印象的だった。

列車と記念撮影をして、デナリ・リバー･キャビンのピックアップバスに乗り込み、ホテルに向かう。
大型バスに数名が乗っただけだった。まだ、部屋の清掃が済んでいないので、キーだけ渡されて、２時がチェックインと言われる。そこで、車でデナリの町まで出掛ける。
とは言ってもわずかな店が軒を並べているだけである。
お土産も大したものはなく、とりあえず何か食べようと　Coffee　shop　に入った。どうも自分でレジで注文するようだった。サンドイッチとコーヒーをたのんで、１２ドル。
その後、サベッジリバー、つまり今日、帰って来た道をまた登って行く。
公園の許可車しか入れない場所の手前で車を駐車し、Ｔｒａｉｌを楽しむ。まず、岩のある道を登って行くと、銀杏のような真っ黄色の葉っぱが岩と調和してきれいだ。
その後、川沿いのＴｒａｉｌコースを歩いて行く。登りもあまりなく、自然の景色を満喫した。３０分ほどのコースを歩いた。雨も心配なので、これでホテルに戻ることにする。
途中、公園事務所に寄り、明日のＴｒａｉｌコースについて、ｒａｎｇｅｒさんに聞くと親切に教えてくれた。

　明日はまずＨｏｒｓｅ　Ｓｈｏｅ　Ｔｒａｉｌに決まった。
日頃の運動不足がたたって、疲れが出ているようなので、ホテルで休むことにした。
夕食は朝情報をもらった隣にあるマッキンレイビレッジのレストランでスープ、とサラダだけを注文する。
ビールと言ったら１種類しかないのか、後はなにも聞かれなかった。
スープ、サラダともに一皿で二人前はあろうかという量(@_@)、他に注文しないで良かった(^_^;)

　お腹も一杯になったし連泊の安心感があってかベッドに横になると深い眠りに、、、ｚｚｚｚｚｚｚｚｚｚ。

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