礼文、利尻の旅 2007

Part 2


8月4日

 起きたら雨(ToT) 風も強い~。 こりゃ駄目かも、、  と思いながら朝ごはんを食べる。 お隣に年配のご夫婦がいらしたので、どちらからですかぁ、とか聞いてみると福島から山登りにいらしたそうで、今日は4時間コースに挑戦されるとのお話。 年に一回山登りをかねて旅されるそうです。
 と、ここで民宿の方が、、7:30に売店の前から車がでますので、途中まで送ってあげるから、、と言ってくださったので、慌てて部屋に戻って荷物を持って売店へ。 
 浜中という所まで送ってもらい、いざ出発!

          
風は強いけど、これなら大丈夫かなぁ、と車も通れる道をひたすら歩く。 景色は澄海岬に近づくにつれ海が見えてきて風も強くなる。 ゆるやかに道を下っていくと緑の断崖と海が見えてきてきれいだ。 これで晴れていたら、、、もっと綺麗なんだろうな。
 岬へ道を登っていくと風で吹き飛ばされそうになるも手すりにつかまって見晴らし台へ。 海の色が濃い。 沖縄の海にも似ているような気がする。 あまりに風がきついので早々に降りて売店でコンブスープを飲む。「4時間コースを歩かれるんですか?」と売店のお兄さんに声をかけられる。そうなんです~、と答えると「私らはあんまり歩かないですよ~。皆さん、良く歩かれますよね~。風強いから気をつけてくださいね。」と励まされる。 さて、いざゴロタ山へ~。
     
 鳥居をくぐって急な斜面を登っていく。風が強い(@_@;) 道の両脇には、まだまだ高山植物が咲いている。 上りはきついので景色を見る余裕もなく登る。 雨が降ったせいか道がぬかるんでいて滑りそう。 海に張り出した岬を回ると鉄府という港が見えてきた。 ここからは下り。 風に煽られながらひたすら下る。 この辺りから空が暗くなってきて雨が降りそうな気配がしてきた。
            

 風の難所ゴロタ山を越せば一安心なので、ひたすら海沿いの道を歩く。 ゴロタ山への登り口に来たとき雨が降り出す(*_*) 風も強くなってきた。 気合を入れて登り始めるが、細い尾根に差し掛かると風が吹き付けて中腰になっても飛ばされそう、、。霧で前も良く見えない。 どんどん雨や風が強くなる中、登り続けたけど、、、、周りが何も見えなくなってきて風も勢いを増してきたので、ここで引き返すことにしました。 下りも中腰になりながら慎重に降りる。 何とか鉄府の港に戻ることが出来て、ここでお昼ご飯を食べて休憩。 と、上から降りてくる二人の人影、、、(@_@;)
 民宿で一緒だったご夫婦がスコトン岬から下って来られました! びっくり! 
ここまで三時間かかりました~~、周りは何も見えなかったです、と聞いて、すごい~~。 私たちは断念して良かったです。

               

 お二人と別れ公衆トイレのあるところでタクシーを呼んで民宿に帰ろうと思ったら、携帯が繋がらない(ToT) Softbankってこれだから困る。 ちょうど通りかかった青年に「公衆電話ありませんか?」とたずねたら、ないそうで事情を話したら携帯を貸してくれました。親切な若者だ。 で、なんとかタクシーでスコトン岬の民宿に戻り部屋で、ウミネコが横切るを見ながら休みました。
 この民宿はとても清潔で居心地が良かったです。 お風呂と洗面、トイレは共同でしたが、綺麗に掃除されているし、、、。トイレはウォシュレット付きで二つ。洗面台も二つありました。

 
 夕方お風呂に入りお食事。 民宿の方も無事に戻ってきて良かった~、と心配してくれてました。 昨日のメニューと少し違っていて、これまた美味しく頂きました(^-^)

 明日は桃岩コースを歩くことにして、またお昼のお弁当をお願いして休みました。

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