オーストリアの旅 2015年
Part 5
25日
午前中、テクニカルツアーで、アントンパールという検査機器を作っている会社を見学した。
この会社はシリアからの難民を数十名受け入れているという話でした。
、午後からグラーツからバーデンへ列車で移動。グラーツの駅には難民さんたちがいて、皆さん
礼儀正しそうな人ばかり、、、。早く落ち着き先が決まるとよいなぁと思いました。
バーデンの駅に着いたら もの凄い雨で駅からホテルまでタクシーを使う。
バラが咲き乱れて庭園が美しいホテルだった。
お部屋はクラシカルな雰囲気で落ち着けました。
ホテル外観
ホテル内
ホテルのロビー
ホテルの庭園
夕食はホテル内のレストランを予約して取りました
26日
バーデンは中世にはハンガリーやトルコなどの攻撃を受けましたが、皇帝フランツ一世が
ここを夏の避暑地として以来、王侯貴族がこぞってヴィラを持ち、芸術家のサロンが開かれました。
1812年に大火の影響で多くの建物が焼失しましたが、おかげでビーダーマイヤー調の建築物が
多く建てられ、現在のかわいらしく、ほっこりする街並みが産まれました。
バーデン(Baden)は英語のBath(お風呂)の意味ですので、地名がそのまま「温泉」ということに
なります。バーデンという名は、ドイツ語圏の温泉地によくある地名ですので、区別するため、
通常バーデン・バイ・ヴィーン(Baden bei Wien、ウィーンのそばのバーデン)と表記されます。
ここには、湯治と避暑の町として、ベートーヴェンやシュトラウス、シューベルトなどが
訪れています。また、モーツァルトの妻コンスタンツェもここで度々湯治のために滞在し、
モーツァルトもこの地に何度も足を運びました。
ベートーヴェンは第九を、モーツァルトはAve Verum Corpusを作曲した、名曲の舞台になった
町でもあります。
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